大学生の方が立派だ!

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 6月26日の教育新聞に
「無償化に反対する大学生らのグループが6月26日、文部科学省で記者会見し、ネットで集めた無償化に反対する署名が3万6000筆に達したと報告するとともに、『公立高校の廃校が増える懸念などがあり、まず公立高校の環境改善などを優先して進めるべきだ』などと訴えた。」
という記事が掲載された。

 「署名への協力を求める文書では、公立高校では教員不足や教員の過酷な労働環境、校舎の老朽化など課題が山積しており、こうした課題解決を優先すべきと指摘するとともに、私立高校の多くは都市部にあり、教育格差が広がることが懸念されるとして公費を投じることに疑問を示している。」
と記事に掲載されていた。全くその通りではないかと思うのだ。

 この署名に取り組んだ中には、高校生もいるという。こういう取り組みをしなければならないのは、現場の公立高校の教師ではないかと思うのだ。私立高校に税金を投じるのではなく、公立高校に税金をもっと投じて、学習環境の整備に努めるべきではないかと思う。代表の秀島氏が、

「財源やマンパワーも限られる中で、公立学校の教育の質を上げることに国の予算を投入すべきであり、それが親の経済格差による教育格差の是正にもつながると考えている」

というのは、全く正しい。もっと現役公立高校教師が声を上げなければならない。みなさん、そう思いませんか?


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