余りにも悲惨すぎる。欧米は、イスラエル側に立っているが、ガザでの惨状があまりにもひどすぎる。これは明らかにジェノサイドだ。イスラエル人の死者数は約1200人、それに対してパレスチナ人のガザでの死者数は、10倍である。それほどパレスチナ人の命は軽いのかと、大声で批判したくなる。イスラム系の国々だけではなく、欧米諸国でイスラム教徒以外の人々も即時停戦を訴えて行動している。私もその場にいれば、同じように行動していたと思う。ロシアのウクライナ侵攻の際に行われたブチャでの民間人殺害も惨状を極めたが、ガザでの惨状はそれを上回るものである。あまりにも罪のない子どもの死者が多い。心が痛むというような言葉では、表現できない。即時停戦しろ!と大声で叫びたい。
このパレスチナ問題は、イギリスの2枚舌、3枚舌が問題の発端となっている。そこに、ユダヤ教・イスラム教という宗教が絡むため、日本人にはわかりにくいという声が多い。仮にこのように考えてはどうだろう。日本が太平洋戦争に敗戦し、アメリカの占領下になった。その時、アメリカ人が日本の一部をアメリカの第何番目かの州として位置づけ、日本人を排除してアメリカ人が移住してきたら、日本人はどうするだろう。やはり、パレスチナと同じことが起こるのだろうか。それとも、日本人はその事態を受け入れるのだろうか。こう考えると、同じような事態になったのは、沖縄であると容易に理解できる。アメリカ人が移住しているわけではないが、膨大な面積を米軍基地として奪われている。そして、この米軍基地問題は、未だに解決されていない。
わかりにくい、わかりにくいと言っているだけではなく、沖縄問題を通じて、パレスチナに思いを馳せることも大事ではないかと思う。
コメントを残す