私立学校法を改正しませんか!


 以前に、広陵高校の野球部を巡るいじめ・暴力事案について述べた。やっと第三者委員会の結果が報告され、その結果を読もうとしたが、広陵高校のwebで公開されたのは、「概要」であり、わずか1ページ半の内容である。この内容では、一体野球部でどのようないじめや暴力があり、監督をはじめとする学校がどのように対応したのか、その責任をどのように第三者委員会が認めたのかわからない。

 公立学校の場合、個人が特定される情報を除いて第三者委員会の報告に基づき、詳細に公表される。私立学校だからこのような隠蔽ともとれる内容しか公表しないのか、広島県の監督庁は、どのように考えているのかと思い、私立高校の監督署である広島県環境県民局学事課に、「公立学校並みに第三者委員会の報告をするように広陵高校に指導しないのか」と問い合わせた。その結果が6月16日の今日届いた。以下、全文を掲示する。

上野 佳哉 様

お世話になります。広島県学事課でございます。
この度は貴重な御意見を頂き、厚くお礼申し上げます。お問い合わせいただいた件について、回答いたします。

本件は、いじめ防止対策推進法に定めるいじめ重大事態に該当し、その調査結果の公表内容や方法等に関しては、国のガイドライン等に基づき、学校設置者が判断することとなります。
なお、被害生徒及び関係者に対しては詳細な調査報告書により、説明を行っていると聞いております。

よろしくお願いいたします。

広島県環境県民局学事課

という内容だ。学校設置者が判断することになっているので、これで良いという判断のようだ。という事は、この内容で広陵高校は説明責任を果たしたと考えているという事だろう。公立学校との落差は相当ある。あれだけ、世間を騒がせ注目を浴び、甲子園大会を途中棄権するという前代未聞の事態になった事件であるにも関わらずである。私立学校は、こんなことが許されるのだと改めて思った。

私学助成、授業料の無償化という税金を投入されながら、説明責任を果たそうとしない私立学校、その状況を改善しない、改善できない都道府県の監督部署、おかしくないですか。

私立学校法を改正する必要があると思います。


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