5月26日の朝からBIGニュースが飛び込んできた。なんと巨人の阿部監督が、娘への暴力で逮捕されたという事件だ。朝のニュースでは、児童相談所から警察に連絡があったと報じられた。事実そうなのだが、それだけを聞くと、阿部監督の娘への暴力が常態化していたのではないかと誰もが思う。
阿部監督も逮捕後にすぐに釈放されているという事だったが、昼のNHKニュースは時間を延長してこの件を報じていた。逮捕されるという事態になってしまった限り、監督辞任はやむを得ない。11時40分から読売新聞社で記者会見があり、案の定、阿部監督本人から辞任が伝えられた。
本題はここからだ。長女の手紙を代理人が代読した。手紙によると、妹との姉妹喧嘩に阿部監督が止めに入り、その際に暴力が行われたという事だが、長女曰く、SNSで言われているようなことはないという事だ。長女は、その後事態をChatGPTに相談したところ、匿名で相談できる児童相談所の連絡先が提示されたという。その後突然自宅に警察が来て、父親が逮捕され、愕然として、泣き崩れたという。
なんという愚かな娘かと思う。ChatGPTに相談したら、子どもが親に暴力を振るわれたのだから、児童相談所を紹介するだろう。ChatGPTは全然悪くない。そして親から暴力を振るわれたと本人から(これが大事)電話があったのだから、児童相談所としても無視することはできない。警察に連絡をするだろう。ChatGPTに相談した娘、そしてその指示が正しいと判断した娘が愚かなのだ。まさにAI時代を象徴するような、そして喜劇でもあり悲劇でもある事件である。
児童相談所に電話をしたらどのような事態になるか、娘は想像できなかったのだろうか。というよりもできなかったのだ。おそらく常日頃からChatGPTを使い、何でもかんでも相談していたのだろう。だからChatGPTを信奉するようになったのではないか。これで、阿部監督の野球人生、そして家族の未来には暗雲が立ち込める。相談相手がもし、(あえて言うが人間の)友達ならば、違う答えを出したはずだ。
AIはまさに道具であり、その道具をどのように使うのかは、人間の判断であることを象徴する事件である。学校現場でもこの点をしっかりと教える必要がある。

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