広陵高校は報告書を全開示しろ!

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 5月29日の各社の新聞に、広島県の私立広陵高校野球部のいじめ問題に関する第三者委員会による調査報告書の概要が公表されたと報じられた。読売新聞には、「集団暴力いじめ該当」「元監督不適切発言」という見出しで、今回の調査結果を報じている。各社とも概ね同じ内容だ。

 早速、報告書概要を読んでみようと広陵高校のwebpageにアクセスしてみた。びっくりしたのは、webpageが大きく変わっていることだ。「広陵は全部全力」という大きな見出しで、「大改革宣言」と銘打っている。野球部の件で、世間の耳目を集めてしまったことの危機感の表れのように見えた。
https://www.koryo.ac.jp/

 第三者委員会の報告書を読もうとアクセスした。それが下の文書だ。
https://www.koryo.ac.jp/renewal2025/wp-content/uploads/koho/report/survey-report-main-page2.pdf

 ビックリした。何とわずか2ページにも満たない内容である。1ページ半なのだ。内容についても、詳細は分からず、スカスカ、結論のみしか述べられていない。例えば、事実認定は、以下の事しか書かれていない。

・本件暴力行為は個々の殴打等の回数や強度については確定することは困難であるものの、複数の上級生が関与する集団的態様で行われたと認定されました。 また、被害生徒が転校を余儀なくされたのは、この暴力行為を発端として、元監督の発言を含む学校・野球部の不適切な対応がこの事態を決定的に悪化させたことが要因であると指摘されました。

原因についてもこれだけである。

・事案発生の原因として、「甲子園出場」を絶対視する同調圧力、暴力への親和性、閉鎖的な指導体制が指摘されました。
・学校の対応の問題点としては、いじめ事案として扱わなかったこと、初動調査の不十分さ、被害生徒の安全確保・心理的支援の不備、保護者対応の属人化・不透明性等が指摘されました。

再発防止は、

・再発防止策として、再発防止推進組織の設置等と進捗管理、硬式野球部の指導体制の抜本的刷新、寮運営の見直し、被害生徒を最優先する安全確保措置、調査及び記録管理の厳格化、研修の実施、相談窓口の実効化、外部監査及び定期アンケートの実施といった提言をいただきました。

たったこれだけだ。これが広陵高校の対応か!公立学校で同様のいじめ問題が発覚し、第三者委員会の報告が行われた場合、個人情報を伏せる以外は、全文が報告される。それも膨大な量だ。聞き取りについても詳細を極めている。今回の報告書は全24ページに亘っている。個人情報を伏せて、全ての内容を開示することが、問題を起こした学校としての責任ではないか。何が「大改革宣言」か。隠蔽体質は全然変わっていない。

 所轄官庁である広島県も広陵高校にきちんと指導を行え


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