大阪市教委「保護者対応マニュアル」作成

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 7月28日に読売新聞地方版に、「教員の保護者対応冊子に」「話の聞き方◆よくある失敗例」という見出しで、大阪市教委が教員向けに保護者対応マニュアルを作成したことが報じられた。このマニュアルは、市教委のwebpageにも掲載されており、保護者にも理解を求めている。

 記事には、OECDの「国際教員指導環境調査(2024年度)で、ストレスの原因として「保護者の懸念への対処」を挙げた国内の教員が、小学校で58.7%、中学校で56.4%に上ったことが報じられている。市教委などによると、「教師をやめろ」とか「頭が悪いのか」などの悪質な言質で退職する教員もあるという。

 保護者対応に一定の指針が示されたことについて私立中学校の校長は、以下のようにコメントしている。「自分たちのこれまでの対応が適切だったのかを振り返るきっかけになった。保護者にも目を通してもらうことで、学校運営に理解を深めてもらえるのでは」と。

冊子で紹介されている「よくある失敗例」には、次のような例が記載されている。
〇相手の話を聞く前に弁明を始める
〇相手の話を遮って結論を急ぐ
〇「普通は」「基本的には」などと主観で話す
〇事実と推測・評価を区別せずに話す
〇「学級経営上」など校内事情や専門用語で押し切ろうとする
〇「本人の性格で・・・」等子どもや家庭の責任にしようとする
〇質問や要望の内容を把握せず、関係の無いことを答えてしまう
〇勢いに押され、実現不可能なことを書面に残してしまう
等である。多くの内容は、先輩または管理職からOJTで伝えられているような内容である。このような内容を詳細にマニュアル化しなければならないという事は、OJTがなかなか機能していないからかもしれない。

 私もそうだったが、若い教員は思いが先走ることがあり、余計な摩擦を起こしてしまうことがある。多くの先輩たちに助けてもらいながら、定年まで教師を続けることができたことに、改めて諸先輩方に感謝の意を述べたいと思う。


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