不登校率46%!

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 8月27日の読売新聞の地方版に「学校に『個性』府後押し」という見出しで記事が掲載されていた。大阪府教育委員会が2013年から取り組んでいる公募型事業で、今年度6校決定したというものだ。最大500万円の支援が得られる。私も公募したことがあるが、当時は、教育委員会出身の校長が赴任した学校に支援が決定することが多く、「出来レース」と噂されていた事業だ。私も途中で応募することがバカらしくなってやめた経験をしている。
 
 今回のブログは、こんなことを言いたいわけではなく、今年度採択された西成高校の話である。西成高校はエンパワーメントスクールとして再編され、中学校の復習など基礎からの学び直しに力を入れている学校である。今回の公募事業は、保健室を居心地良くして登校の足掛かりにしてもらおうと、光や音を遮断する「カームダウンスペース」や、畳でくつろげる空間の整備を立案したという。

 なぜこのような事業が必要になったかというと、2025年度には全校生徒487人の46%が不登校だからだ。200人を超える生徒が不登校という事になる。凄まじい数である。果たして、保健室を充実させることでどれだけ効果が上がるのだろうか。根本的な問題解決が必要なのではないか。同校のwebpageを見ると1年生の時間割が掲載されていた。下の図である。通常の高校の50分授業×6時間×5日間よりは随分と負担が軽くなっていることがわかる。この時間割で200人を超える不登校がいるという事は、生徒の実情と学校のシステムがマッチしていないのかもしれない。一層の事、通信制を採用してはどうだろうかと思う。

 通信制は、自分で時間割を作成し、家庭学習やオンライン学習なども取り入れることができる。実に柔軟な学校システムである。半数近くが不登校であるならば、このシステムが生徒にマッチすると思う。

西成高校も、その存続を巡って再編を繰り返してきた。全日制普通科として1974年に開校し、その後普通科総合選択制に移行後に、エンパワーメントスクールになった。ぼちぼち次への移行が検討される時期が来ているのではないだろうか。


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