内田教授は何を言う?

,

名古屋大学の大学祭の「第67回名大祭」(11~14日)に自衛隊による高機動車の展示などブースの出展計画があったが、同祭実行委員会が出展を中止したことが13日わかった。出展の中止は、名古屋大学教職員組合の自衛隊展示に関する反対声明を出したことがきっかけである。

 共産党の赤旗によると、声明文は以下のように述べている。

「同組合は声明で、自衛隊の本質が軍事組織であることを覆い隠した「一面的な宣伝活動」だと指摘しました。学生や地域住民、子どもに自衛隊への安心感を植え付け、「市民からの大学への信頼を失うことにつながる」と批判。過去の侵略戦争に加担した反省から1987年に制定された「名古屋大学平和憲章」の「いかなる理由であれ、戦争を目的とする学問研究と教育には従わない」との宣言を紹介し、自衛隊の出展は「憲章の精神を踏みにじる行為」だと批判しました。」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik26/2026-06-14/2026061401_02_0.php

 この声明を受けて、名大祭実行委員会から「安全確保が困難になった」などとして出展中止を求める連絡があり、協議の結果、出展を見送ったとしている。「安全確保が困難」と思われるほどの抗議が、教職員組合にあったという事か。学生の自主的な企画に対して、大学の教職員組合が中止に追い込んだというのは、学生の自治の侵害ではないか。

 大学当局は、自衛隊に対して謝罪をしたという。混乱の責任はすべて大学側にあるとした上で、安全性を確保できるか十分な検証を行わないまま、関係部局のみの判断で中止を要請した経緯について「ガバナンス上の課題があった」と表明し、検証・改善していく考えを示した。

 以上が、この問題に関する事実経過であるが、第一に教職員組合の「自衛隊=軍事組織」という一面的な見方に、多くの国民は違和感を持つだろう。自衛隊は災害救助を中心に、本当に献身的に活動をしている。また、悪化する国際環境の中で、日本の防衛の最前線で活動しているのも事実だ。感謝こそすれ、非難するようなことはあり得ない。これは今話題の「古賀発言」とも共通する教職員組合の体質なのだろう。

 大学は今回の件について謝罪しているが、大学のガバナンスの問題は大きい。

 さて、名古屋大学大学院教授の内田良教授は、この問題についてどのような意見を持っているのだろうか。教職員組合と同じ意見ならば、失望する。安全確保が危ぶまれる程の抗議というのは、言論の弾圧に他ならない。学生の自主活動を侵害したのだから、教授がどのような見解を持っているのか、是非聞いてみたい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Back to top