8月17日から21日までの5日間、ちょうどお盆の休みの時期に朝日新聞を試し読みした。休みに入る前に朝日新聞から電話があり、「紙面が変わるので、是非読んでほしい」という事だった。元々自宅には読売新聞を購読しているので、2紙を読み比べてみた。結論からいうと、朝日新聞はこだわりが強いという事だ。
23日の日曜日に、朝日新聞の販売員が自宅を訪問してきた。「試読されていかがですか?」という営業だ。そこで次のように応えた。
「読売新聞は、世の中の動きをオーソドックスに伝えている。取り上げ方の強弱も世の中の関心事とほぼ合っているように思われる。しかし、朝日新聞を読んでいると、『ナニコレ』と思うことがある。朝日新聞の関心事に関することを取り上げ、大きく報道している。小さい事件でも大きく取り上げたり、識者も朝日新聞と同様の意見を持つ人を大きく取り上げたりしている。朝日の編集って、小さい事実を重ねて自社に会うように記事を書いている気がするのだわ。」と
そうすると、販売員でさえ「その意見、よくわかります。私も仕事柄4紙を読んでいるのですが、その傾向はあると思います」と言うではないか。半年でも良いから購読してほしいと頼まれたが、「職場が朝日新聞を取っているのでいいです」と固く断った。
そんなことがあって24日に職場に行って23日の朝日新聞を読むと、なんと1面トップが女子トイレ問題。2面も全面を使った女子トイレ問題だ。確かに、男子の便器数に比べて女子の便器数が少ないのは問題だ。男子と比して、女子は用を足すのに時間もかかる。映画館に行っても女子トイレはほぼ行列という状況である。だから、この問題を軽視するつもりはないし、改善すべき問題だと考えている。
だが、朝刊のトップを占め、かつ2面の全面をかけて報じる問題だろうか。これだけの分量の記事を書くというのは、朝日新聞はこの「女子トイレ問題」を相当重要なそして深刻な社会問題だと捉えているのだろう。専門家のコメントとして「『女性は我慢するもの』と刷り込みしていないか」という見出しで、東京都の行政書士の意見を載せている。この人は、行く先々でトイレの男女別便器数を数えているというではないか。よくぞこんな人を探し出してきたと思う。読売新聞が「ウクライナ戦争」を連載しているのとは大違いだ。
新聞の報じ方というのは、世の中の関心事、物事の軽重が反映している。朝日新聞は、世の中の出来事の軽重よりも、自社の関心事を優先しているように思える。エッジが聞いているという肯定的な評価もできなくはないが、悪く言えば偏向的だという事だろう。

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