5月1日の読売新聞に「下の学年学び直し評定可」というタイトルで、不登校児童・生徒の成績評価に関する記事が掲載されていた。記事には、
「在籍学年より下の学年で扱う内容を学び直した場合でも成績評定が可能とする案をまとめた。高校入試で合否判定に使われる中学校の『内申書』にも反映できるようにする。」
と書かれている。正直、どういうこと?と思ったので、文科省の資料を見てみた。
文科省の資料には、次のように記載されている。

ここで記載されている「加点」ってナニ?と思ってしまう。高校入試において公平・公正が担保されるのだろうか。どうも疑問が膨らむばかりだ。この中に記載されている「児童生徒の努力がより多くの高等学校における入試において積極的に、かつ適切に評価される」ようにすることと高校入試の公平・公正とを担保するためには、いっそのこと調査書を入試に活用せず、学力検査のみや「学力検査+面接+作文」、「学力検査+プレゼンテーション」などの選抜方法を設定してはどうか。そうすれば、不登校生徒も学校の成績を気にすることはなくなる。様々な場所で、様々な学びをしてきたことを学力検査やその他の選抜方法で挑むことができるし、評価する高校側も同じ土俵で評価することができる。
それか、資料にも例示されている不登校生徒専用の特別入試を実施するかだ。資料には以下の事例が提示されている。

それにしても、教育新聞の記事も読んだが、高校サイドの意見が出されていないことは気になる。今後の議論を注目したい。高校入試の公平・公正に関わる事案だからだ。

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