5月18日の読売新聞の4面に、共産党田村委員長が、辺野古での同志社国際高校の修学旅行中の転覆事故について謝罪したと掲載されていた。田村委員長は、「高校生を船に乗せたこと自体が重大な謝り」とし、党としてお詫びを述べた。共産党の地方組織が、「ヘリ基地反対協議会」の構成団体になっていたという事によるようだ。しかし、この謝罪、あまりにも遅すぎないか。
共産党も謝罪をするならば、そして「船に乗せたこと自体が誤り」というのならば、なぜ抗議船に高校生が乗るようになったのか、その詳細の経緯を話す必要があるのではないか。そのこともせずに、言葉だけの謝罪だけで済まそうと考えているのだろうか。
とにかく、以前のブログにも書いたが、この同志社国際高校と北越高校の事故に関して、オールドメディアの取り扱いがあまりにも違いすぎる。北越高校は、2回も記者会会見を行い、現場の当事者であるソフトテニス部の顧問も記者会見に出席し、詳細な説明を行っている。蒲原鉄道との食い違いはあるにしても、まだ説明しようとしている点は、同志社国際高校と比較して評価されても良いだろう。
この北越高校の対応と比べて、同志社国際高校及びヘリ基地反対協議会の対応は、不誠実と言わざるを得ない。抗議船に乗って、海から工事現場を見学するということを船長から提案されたというが、高校側の誰が対応し、どこでどのように判断したのか、一切語られていない。更に、高校側が
「抗議船であることをどのように認識していたのか」
「教育の中立性を欠くことへの懸念をどのように判断したのか」
という点についても、語られていないのが現状だ。オールドメディアも取材攻勢をかけていないために、このような状況になっているのだろう。
ヘリ基地反対協議会には、民放労連もその構成団体となっている。このことも影響しているのではないかと、予断を持たれても仕方がない程の報道格差だ。共産党も積極的に調査を行い、情報発信するならば信頼も回復するかもしれない。しかし、党の体質として、「組織の無謬性」を有している共産党としては、誤りを認めただけでも、ある意味(皮肉を込めて)画期的だが、もっと積極的であるべきだろう。

コメントを残す