同志社国際高校辺野古転覆事故

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 痛ましい事故が発生した。同志社国際高校の2年生の修学旅行で、平和学習の一環として辺野古埋め立て現場の見学が企画され、生徒たちが乗ったボート2隻が転覆し、女子高校生1名と船長が亡くなられた。ご冥福をお祈りしたいと思う。

 事故の経緯については、大きくマスメディアで報じられているので、詳しく述べる必要はないと思う。業務上の過失が問われるのか、それも予期不可能な事故と判断されるのか、海上保安庁の判断が待たれる。

 亡くなられた船長の金井さんは、キリスト教の牧師を務められており、キリスト教を是とする同校とのつながりから、この海上からの視察が実現したようである。きっかけはそれでも良い。ただ、修学旅行の企画については、必ず旅行業者が絡んでいるはずだ。旅行業者が絡めば、必ず実施の有無、事故の責任、保険などの話があるはずだし、旅行業者と船長の間での契約も為されるのが通常だ。同校の校長の会見では、この企画には旅行業者が入っていないことが明らかにされた。この点がどうだったかという事が、焦点化するのではないかと思う。

 報道から考えるとこの辺野古海上視察の企画というのは、学校と船長の「個人的な約束」となっていた可能性もある。ボートの利用にあたっては、船員に使用料として5000円払ったとなっているが、記事を読む限り、業者が仲介していないようだ。

 もしそうであるならば、学校側に瑕疵あると言われても仕方がない。きちんとした契約が必要なのだ。今後の海上保安庁による調査により、業務上の瑕疵が明らかになるだろうし、たとえ瑕疵が無かったとしても、学校には今回の事態についての説明責任がある。第三者委員会も設置されるようだが、学校事故として重大な事案だ。今後の推移を注視したい。


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