こんなことしかできないのか!-文科省


今日の読売新聞に文科省が、企業や大学と連携して、教員希望者を募るという記事が掲載されていた。対象は教員免許を持っているけれど、民間企業に就職した人らしい。本当に人が集まると思っているのだろうか?大いに疑問である。兵教大という教育系大学でさえ、教員免許だけ取得して自治体や民間に就職する学生がいるのである。

就職は、人生の大きな決断である。免許を取得して教師にでもなろうかと安易に考える若者は少ないだろう。もし、本当に熱意を持って民間から教職をめざす人には申し訳ないが、一旦民間に勤めて教職をめざす人ってどんな人なのだろうと思ってしまう。教師業は、生半可なものではないのだ。

まず、文科省がやるべきことは、定額働かせ放題の給特法に着手することだろう。今の教育現場は熱意と使命感だけでは、やっていける状態ではない。文科省も、民間がどういう勤務条件を提示して人集めをしているか、もっと研究すべきではないか。だから、三流官庁と揶揄されるのだ。


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