2月10日の読売新聞人生案内に千葉県の女子中学生の相談が掲載されていた。相談内容は、自分の席の周囲の談笑がうるさいというものである。それも休み時間ではなく、授業中だという。雑談の内容もSNSや恋愛のゴシップなど学習に関係のない内容でストレスがたまるという。受験を控えているのに劣悪な環境であるため担任に相談したが、「受験が終わるまで席替えはしない」と言われた。どうすれば良いかという相談だ。
これに対して、哲学者の小川氏は、「これはもう自分が集中力を高めるよりほかないですね」という頓珍漢なアドバイスをしている。高名なフランスのシモーヌ・ヴェイユを引き合いに出しているが、そんなことを言われてもこの女子中学生の悩みは解決しない。女子中学生が可哀想だ。
それにしても、教師はこの集団の授業中のおしゃべりに気付かないのか。普通は、気づく。そして注意をするだろう。生徒から相談されたら、雑談をしている生徒に対して個別に注意をすると思う。受験前の緊張した雰囲気で、全員が受験に集中できるような環境を整えるのは、担任としての役目だ。「受験は団体戦だ」という事を、この担任は知らないのだろうか。
さて、このような頼りない担任なので、もう担任に相談しても仕方がない。こういう場合は、授業担当の先生に直接言うか、それが無理なら、学年主任か生徒指導主任に相談するしかない。相談することの壁が高ければ、それこそ親に相談して、親から学校に言ってもらうしかないだろう。そういう事が嫌なら、保健室の養護教諭に相談するのもありだ。とにかく、担任以外の先生に、「周囲がうるさくて、勉強に集中できない」ということを伝えるべきだろう。
この相談を寄せた女子中学生の方、あなたは、何も悪くない。受験という人生の大事な節目を迎えているのだから、できる限り集中したいのは当然だ。早く相談できる先生を見つけて、うるさい周囲に指導を入れてもらいましょう。

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