暴力事案をいじめというのはやめよう!


 1月19日に大阪市立中学校と思われる暴力動画が投稿され、瞬く間に拡散している。大阪市教育委員会も、すでに動画を確認しており、「大阪市立中学校の件で拡散されている動画内容は事実です。教育委員会のほうで重大ないじめ事案として認識しています」と認め、学校や警察と連携して対応していることを明かした。

 動画の内容は、中学生が小学生に対してかなり激しい暴力をふるっているようだ。首を絞められた被害児童が苦しそうにしている様子や、海面でおぼれそうになり必死に浮かび上がる姿に加えて、周りの子どもたちが「ガチやん」「一回離せ」「さすがにやりすぎやん」などと笑っている様子も映されている。

 この事案は、明らかに殺人未遂事件である。一つ間違えば、溺れ死んでいたかもしれない。それほどの事案だ。このような事案を大阪市教育委員会のように「重大ないじめ」と捉えるのは、もうやめた方がよい。「重大な暴行事件」なのだ。そうでないと、対応を誤る可能性がある。問題を矮小化するのは、やめた方がよい。加害生徒については「教育委員会としても、いじめは決して許されないと認識しておりますので、加害児童・生徒に指導をしておりまして、今後もきちんと指導して参りたいです」と述べているが、そこが違うのだ。
「暴行事件として、警察と協力をしながら、対応している」
であろう。

 教育委員会も事案の内容が正確に伝わる表現を行い、誤解が生じないようにしてほしい。


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