本日の司会は、オードリ若林第3弾


 9月23日、夜の9時30分からNHKで「本日の司会は、オードリー若林第3弾」が放送された。今まで2回放送されており、若林の司会のうまさにびっくりしている。今回は、東京都葛飾区にある南葛SCの集客イベントに関する会議である。

 司会を依頼してきたのは、南葛SCのプロモーション部の部長の天野氏である。天野氏は、敏腕のアイデアマンで、今まで様々なアイデアを出してイベントを企画してきた。そんな天野氏の悩みは、どうも「天野に任せておけばいいのではないか」という雰囲気にあるようだ。もっとみんなで南葛SCを盛り上げることを考えたいというのである。

 詳しくは、NHK+(もうすぐNHKONE)で見てほしいのだが、若林のうまさは、この会議の問題点を「天野さんのワントップ」と言い切ったところにある。さすがである。サッカーに関わる団体だけに、この「ワントップ」という言葉に、会議の現状のすべてが集約されているとともに、一瞬にして会議参加メンバーの共通理解を得た。それも、参加メンバーが嫌な思いをせずに、笑いながらの共通認識である。

 ここからは、マーケティング部の阿保さんへの若林の切り込みで、会議が天野さんの「ワントップ」が薄れ、「全員サッカー」ではなく「全員会議」に移っていく。会議が終わって若林は、「この問題は、日本の50代以上の人全員の問題。部下・後輩・年下に任せていく勇気が、リーダーにいる」とコメントしている。本質を見抜いている。若林の頭の良さに感服だ。


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