PTAのもやもや

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 10月5日の9時からのNHKニュースを見ていると、「PTAのもやもや」という報道があった。以前ブログにも書いたが、岡山県PTAが解散したという大きなニュースを取り上げて、「PTAってどうなの?」ということを問いかける内容だ。一言で言うと、戦後アメリカの統治で導入されたPTAというシステムが、制度疲労を起こしているということだと思う。当時は、専業主婦と言われる方がほとんどだったが、今では、共働き家庭が7割を占める。また、シングルの家庭も多い。このような家庭で、PTA活動に参加しようとすると、仕事に支障が出るのだ。ニュースのインタビューでも、「役員をすると、月に2回から3回休まなければならない」という実情が訴えられていた。また、PTAの役員についても、半強制的な面があるのが、実情だ。

 そこで解決策として紹介されていたのが、行政から派遣されてくる地域コーディネーターである。基本的にPTAの活動は、子どものための様々活動であるが、保護者が忙しい場合には、地域住民などに参加してもらおうというものである。そうすることで、PTA活動のハードルが下がっていく。この形は、コミュニティスクールであろうと思う。地域住民が積極的に学校に関わり、学校からも地域住民との協働を呼び掛ける、そんな形が、コミュニティスクールだ。PTA活動だけでなく、地域住民が学校に関わる新しい形であると思う。

 私の住んでいる河内長野市は、全小学校がコミュニティスクールだ。しかし、意外にもあまり学校からの話が無い。まだまだ、私が地域活動に参加していないからだろう。話があれば、関わってみたいものだ。


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