施政方針演説はどうなる?

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 10月4日に臨時国会で石破首相の施政方針演説が行われる。石破首相は、何を語るのだろうか。マスコミ報道で聞こえてくるのは、地方創生に関する資金を倍増するということだ。地方創生に力を入れる石破首相からすると、自分の色を出したいところだろう。ところで、石破首相は教育について何を語るのだろう。教員不足の問題、教員の働き方改革の問題、不登校の問題など、教育の分野にも喫緊の課題がある。もしかしたら、石破首相は、教育について何も語らないのではないかとさえ思ってしまう。なぜなら、彼の口から教育について語られることを聞いたことが無いからだ。明日の施政方針演説、果たしてどうなるか。そして、解散までの最短国会は、どうなるのか。政治は一寸先は闇である。

 今日の読売新聞に世論調査の結果が掲載されていた。結果は下のグラフである。内閣発足当初は、ご祝儀相場で支持率が高くなるはずだが、歴代内閣の中でも、高いとは言えない。あれほど低迷を続けた岸田内閣よりも低いのだ。国民人気が高いという触れ込みで総裁に就任したはずの石破首相にしては、「?」という感じではないか。解散時期を巡るゴタゴタ、総裁選を争った高市氏らの取り込みの失敗などが影響したのだろう。今後は、選挙に向けて「裏金議員」の公認問題で、支持率は一挙に動く。党内融和と国民の支持、この二つで石破政権は、揺れ動くことになるだろう。党内融和を優先すれば、支持は一挙に下がるだろうし、国民の支持を優先すれば、「石破おろし」も起きかねない。何せ、党内最大派閥の旧安倍派なのだから。10月27日の投開票が楽しみだ。


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