橋下氏の「政権変容論」

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 橋下氏が、新しい本を出版した。「政権変容論」という本である。早速買ってみた。まだ、序論しか読んでいないが、思っていたことととても近いと思った。「変容」というのは、橋下氏の造語らしい。「政権交代」と「政権変容」はどう違うのか。これから読み進めていくにつれ「政権変容」の中身が明らかになるであろうが、橋下氏が言いたいことは、次の事に尽きると思う。
★政治への不満は、確実に国民に広まり、深まっている
★しかし、野党に政権を任すことに、国民は不安を感じており、野党もまとまっていない。
★まずは、与党自公政権を過半数割れに追い込むことで、その後の政権がどのような形になるかという状態にする。
★野党、特に日本維新の会や国民民主党などは、是々非々で与党に臨んで行くであろう。その中で、政権担当能力も備わっていく。
というような内容である。私もまったく同感である。まずは、与党を過半数割れに持ち込むことで、政治の流動化を産まないと、政治の腐敗は後を絶たないと思う。今回の「政治とカネ」の問題などは、その腐敗の象徴だろう。少しでも緊張感がゆるめば、政権から滑り落ちてしまう、そういう緊張感を政治に持ち込まなければならない。
 無党派層も、政治にめざめなければならないだろう。その起爆剤に都知事選の石丸氏がなったが、一過性のモノにしてはならない。無党派層は、火が付きにくく、冷めやすい。この本を読んで、来る衆議院選で政治に緊張感をもたらさなければならない。まずは、与党の過半数割れを!


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