これもラーケーション?

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 だいぶ前の記事になるが、7月9日の読売新聞大阪版に、府立佐野工科高校が、ラーケーションを導入するという記事が掲載されていた。ラーケーションとは、ラーニング(学習)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、一般的に保護者らと校外で体験活動をすることを前提としている。愛知県で昨年9月に導入された。今回、佐野工科高校で導入されるラーケーションは、保護者同伴を求めないのが特色らしい。
 どんなことを想定しているのだろうか?学校が想定しているのは、
①地元企業での就業体験
②地域でのボランティア活動
③資格取得
④リゾート施設でのアルバイト
⑤単独旅行など
である。①~③は理解できるし、教育的意義もあるだろう。④については、「?」が付くし、⑤については、「?????・・・・・」だ。まず、ラーケーションは、年間10日までである。これだけの期間しかなければ、アルバイトとして雇う方も困るだろうし、できることは①就業体験ぐらいだろう。⑤については、何も学校を休んで行うことではない。長期休業中に十分にできる。学校での学びの価値を下げることはやめてほしい。愛知県のラーケーションの定義の方がしっかりしていると思う。

追伸
こんな記述も佐野工科高校のラーケーションQ&Aにありました。益々、「??????????????????・・・・・」ですね。
Q7 長期間テーマパークに滞在するような計画でも可能ですか?
A7 可能です。テーマパークで働く人を観察するなど、学ぶテーマを決めると効果的だと思います。


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