不適切にもほどがある!


 TVのドラマではない。自民党だ。自民党青年局の会議後の懇親会でダンサーが登場する催しがあった。ダンサーは2回登場したらしいが、2回目の衣装はほぼ下着。口移しでチップを渡すような場面もあったらしい。この催しを企画したのは、自民党和歌山県連となっている。不適切にもほどがあると言いたい。会議が開かれたのは、2023年11月のこと。当時は、フランス研修でエッフェル塔のポーズをとって写真撮影した議員が「旅行気分ではないか」と問題視されていた時だ。それにもかかわらずである。なぜ、このような品の無い企画が催されたのか。まるで、昭和のおじさんの温泉旅行だ。自民党の堕落はここまで来たかと思ってしまう。
 3月8日は、世界女性デーだ。日本の国会議員の数が、世界の中で164位。下位も下位である。こんな体質だから、女性議員も増えない。自民党が女性の地位向上を訴えても、誰が耳を貸すだろう。

 会を企画した和歌山県連青年局長の川畑氏は、「ダンサーは海外でも活躍していると聞いており、ダイバーシティー(多様性)をテーマに企画した。『不適切だ』との指摘もあり、反省している」と述べている。こんな企画をした人間に「ダイバーシティー」を語る資格はない。もう、自民党の堕落に歯止めがかからない状態だ。早く国会を解散して、国民の信を問えと改めて言いたい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP