「全中」スリム化支持!

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 1月7日の読売新聞のスポーツ欄に「全中『スリム化』検討」と紙面を割いた記事が掲載されていた。日本中学校体育連盟(中体連)のwebを見ても掲載されていないので、読売新聞の取材による記事なのだろう。記事の内容は、
・2027年度から開催競技を大幅に縮小
・男女ともに部活の少ない競技は取りやめる。「部活のある学校が2割に満たない」などを基準に線引きをする。
・競技団体が開催する大会を「認定大会」として、過密スケジュールなどを解消する
といった内容だ。大いに賛成である。
 また、特筆すべきは、勝敗にこだわる現行のトーナメント方式から勝敗にこだわらない「交流大会」も検討しているという。勝利至上主義が、教師も生徒も保護者にも負担になっており、かつ生徒の故障につながることを考えれば、大きな転換と言えるだろう。さらに、「交流大会」への転換を望む声が、大人よりも生徒たちのほうが多かったという。「交流大会」であれば、勝ち負けにこだわらず、自分たちが積み上げてきた成果を検証することもできる。成長過程にある中学生にとって、断然交流大会形式のほうが良い。中体連も、よくぞ決断した!と言いたい。この方向で、改革案をまとめてほしいと思う。


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