社会科の敗北

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 どうも、ネット上では、高市首相を支持するなら自民党以外に投票しようという呼びかけがSNSで拡散されているようだ。一部のユーザーが流布したようだが、普通ならそんな内容は、「馬鹿か!」で一蹴されるはずが、若者を中心にその内容を鵜呑みにしているというのだ。例えば、こんな記事である。

https://note.com/news1/n/n5b9cb8ae157b

 これは由々しき事態だと思うのだ。何も自民党を応援したいからではない。高市首相は、自民党の総裁であり、高市首相を応援したいのなら、自民党に投票して、自民党議員を中心とした与党が議会で多数を占めなければならない。これが、議院内閣制を採用する日本の政治体制である。こんな基本中の基本は、中学校の公民で習うことだし、高校の公共でも習うだろう。ところが、SNSでの呼びかけを鵜呑みにする若者が、多数とまではいかないが、少なからずいるという事が、もう教育の敗北と言わざるを得ないのだ。学校の教育が、社会の生活に何の意味ももたらしていないことになる。

 教科書の内容よりも、学校で教わった内容よりもSNSを信じる若者の存在。もしかしたら、いい大人もこの内容を信じているのかもしれないと思うと、日本人の劣化は著しい。高市首相も、自分の口でこのような内容を否定しなければならないという事に愕然としているのではないだろうか。これを契機に、経済、安全保障、外国人問題などだけではなく、教育の課題にも注力してほしいものだ。


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