源氏物語を読もうと思ったが・・・

　大河ドラマは、たとえ面白くなくても毎回見ている。今年の「光る君へ」も見ている。ドラマの中で、時々、まひろが書いた「源氏物語」に関わるシーンが出てくる。源氏物語を読んだことがない私には、「なにか、エピソードに絡んだセリフなんだろうな」ということは分かっても、もうひとつ深く理解できない。そこで思い切って、源氏物語の現代語版を買ってみた。角田光代さんの源氏物語だ。がんばって、「桐壺」は読んだ。次の「帚木」を読んだところで止まっている。「なんなんだ、こいつら！」と思いが先に出てしまい、読み進めないのだ。というのも、話の内容は、女性貴族の品定めの話。要は、女子会ならぬ、男子会の飲み会の話なのだ。「源氏物語ってこんな感じ？」と思ってしまう。もう少しがんばるか、どうか迷うところだ。どなたか、源氏物語の価値を教えてください！