河内長野市は、4月に市議会選挙を迎える。最近、河内長野駅前では、連日政党や議員候補者によるビラ撒きが行われている。河内長野市は、人口減少、少子高齢化で大阪府の中では、「消滅可能都市」として指定されている。市長に就任した西野氏は、「稼げる河内長野市」を掲げ、様々な取り組みを行っており、市長が交代して「河内長野市も活気ついてきたな・・・」と思わせる部分もある。
また、東南海地震の影響か、比較的地盤が強固であることや、津波の影響を受けないという利点があり、河内長野市へ移住する方も増えているという。良い傾向だ。しかし、根本的に移住者を増やしていこうとすれば、もっと大胆な取り組みを行う必要があるのではないかと思い、今回河内長野市の教育について、政策提言したいと思う。
まず、河内長野市は大阪府内でもいち早く全市立学校にコミュニティスクールが導入されている。住民参加の学校運営が行われているのだ。私も大学院に在籍している時に、河内長野市立千代田小学校の学校運営協議会を見学させていただいたが、運営協議会の母体の下には、分科会も設置され、多くの地域住民が学校に関わっていることに感心した。
このようなベースがあることを踏まえ、私が提案したいことは次の点である。
1.河内長野市にある府立長野高校の市への移管
河内長野市には、もともと府立長野高校と府立長野北高校の2校の府立高校があったが、すでに長野北高校は廃校となっている。残る府立高校は、長野高校だけなのだが、この間定員割れが続いている。大阪府の条例により、いずれは再編対象となり、廃校となる危険性が高い。そうなれば、市内の高校は私立高校である清教学園のみとなり、市内の中学生の多くが通える府立高校が無くなることになる。このことの余波は、河内長野市の活性化に大きな影響をもたらすと言わざるを得ない。そこで、廃校になる前に、大阪府立から市立へ長野高校を移管することを提案する。
2.全市挙げての国際バカロレア認定校
その上で、私が提案したいのは、コミュニティスクールを基盤に、全市挙げての「探究教育の町―河内長野」である。探究学習が、今後の教育において重要な役割を占めていることは、当たり前のこととして認識されている。この探究学習、地域に開かれた教育に力を入れているのが、国際バカロレア認定校である。
すでに、高知県の香美市立香北中学校・大宮小学校は、国際バカロレア認定校に指定されてから、移住者が増えているというし、北海道鹿追町の町立中2校が国際バカロレア校に認定され、自治体全体が認定されるという画期的な取組を行っている。
以上の事より、小中高一貫した国際バカロレア認定校となり、他市には無い「尖った教育活動」を展開することで、魅力ある河内長野市を産み出すのである。そうすれば、子育て世代から若者まで、多くの人たちが河内長野市に移住してくるのではないかと考えている。
市議会選挙に立候補する議員の中で、誰か共鳴される方はいらっしゃらないですかね!

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