8月25日の河内長野市の第6次総合計画策定に向けたワークショップで、河内長野市の現状を示すデータが提示された。なかなか、興味深いデータである。ここで、紹介したい。残念ながら、グラフ化して示せないものも多々ある。ご容赦願いたい。
1.人口動態
①市全体の人口は、大幅に減少している。その一方で老年人口は増加(→日本全国で起こっている現象は河内長野市でも起こっている)
②転出人数ー転入人口の社会減は減少し、亡くなる人ー出生数の自然減は増加
ここから言えること。社会減が減っていることは、河内長野市を出ていく人は減っているということ、そして、今住んでいる人が寿命を迎え、人口が減っているということだ。そうすると、今後空家が増え始めることになる。ただ、現在は府下の自治体の中で、空家率は下から5番目であり、空家率が低い。今後、空家が増え始める今がターニングポイントと、総合政策課は考えているようだ。
2.子どもの動き
①14歳以下の子どもの社会増減は、7年連続で増加している。
②子どもの出生数は2021,2022と2年連続で増加している。
このデータから、子どもを連れてファミリー層が引っ越ししてきていると市は判断している。私の住んでいるところの近くに、Jumboというショッピングセンターがある。一度ブログで紹介したが、店の出入りが激しい。そこの1Fにかなりの広さで西松屋が開業した。最初は、「え?なんで西松屋?少子高齢化の河内長野で大丈夫?」と思ったが、子どもが増えているとは知らなかった。なかなか、西松屋も鼻が利く。
3.河内長野市が誇れるデータ
①刑法犯認知件数が府内で最も少ない。
②公園が多い。
③リサイクル率が高い(ゴミが少ない)
このデータを見ると、緑豊かで、犯罪も少なく、安心安全に暮らすことが出来る河内長野市というイメージだ。住んでいる者も知らないというのは、市政のアピールが少ないのかもしれないと思った。
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