東京都教育委員会は、5月9日、「学校と家庭・地域とのより良好な関係づくりに係る有識者会議」の初会合を開催した。東京都では4月からカスタマーハラスメント防止条例が施行されており、そのガイドラインによると、学校などの教育現場にも適応されるということだ。びっくりである。しかし、適応されてもこの条例には罰則規定がない。「カスハラを禁止する」としているだけである。これでは、どこまで効力があるかわからないが、それでも「カスハラ防止条例が適応される」という判断は、一歩前進なのかもしれない。
今後、この条例を基にモンスターペアレンツに対して、どのような対応策を東京都は取るのか注目である。政府‐文科省に先行して東京都は何かと政策を打ち出す。全国の教育行政のモデルとなるモンスターペアレンツ対策を打ち出してほしい。
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