本当に人材不足なのだろうか


 4月に現職に就いてから、1年間いろいろと就職活動をしてきた。しかし、1年経って、やはり不調だった。ネックは、やはり年齢だ。60歳を超えると、就活はほぼ絶望的な状況だ。自分としては、まだまだ働くことができると思っているし、体力的にも何ら問題はない。頭がぼけているわけでもない。なのに、年齢を理由に不調が続く。世の中、本当に人材不足なのだろうか
 ある人材コンサルタントと話をした。年齢の問題である。50歳ぐらいから転職活動は、かなり厳しくなるらしい。「だけど、日本って人材不足って言われていますよね。その点は、どうなのですか?」と聞くと、
「確かに人材不足で、企業は人材確保に苦労していますよ。だけど、依頼のある案件は、やはり若い人材の確保になるのですよ。そうすると、依頼を受けた私たちも企業の意向に沿わなければならない。難しいところです。」
という返答があった。「そんなふうに、企業マインドが変わらなくて大丈夫なのですか?」と聞くと、
「おっしゃる通り。企業の考え方が変わらないと危ないと思います。一部、建設業界では、施行管理者のシニア採用が出ていますが、他の業界には広がっていませんね」
という答えだ。世の中、いろいろ変化していると言われながら、中々変化しないのが日本社会のように思えた1年だった。
来年度も、高卒資格の最後の砦でがんばろう!


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