新年度4月1日の朝刊

,

 今日、4月1日から新年度が始まった。朝刊のトップを飾るのは、BIGニュース3つである。
①南海トラフ地震の被害想定が新しく発表されたこと。
②フジテレビの問題に関する第三者委員会の報告がなされたこと。
③新年度予算が衆参で修正された異例の形で年度内成立したこと。である。
どのニュースもとても大きなニュースである。

①南海トラフについて
 2012年~2013年の前回想定から今回の想定は、より精度が増したようである。その結果、死者数は最大29万8000人となり、前回の想定から微減に留まった。目標としては、3割以上の減をめざしていたという。被害対策で最も重要なことは、耐震を進めることだという。私も河内長野の自宅に住むことになり、両親が建てた家に住んでいる。耐震状況が気になったので、家を建てた住友林業に耐震チェックを依頼した。
 耐震チェックは、家の中を調査するのかと思いきや、設計図面上で家のバランスを見るらしい。バランスが、ちょうど家の重心に位置していたら、耐震基準を満たしているのだ。調査結果は、残念ながら耐震基準を満たしていなかった。親父が見栄を張ったのかどうか知らないが、特殊な光り方をする瓦を使用しており、屋根が重い。そして、部屋の間取り上、バランスが悪くなっているのだ。耐震を上げるために必要な費用は、1000万。この年になって、1000万円のローンを組むには相当な勇気がいる。耐震を上げるための行政支援が必要だろう。せめて費用の半額援助などがあれば有り難い。

②フジ問題
 第三者委員会の報告をダイジェスト版で見ていたが、今回の中居氏に関わる女性問題への対応は、まるで昭和である。いや、昭和の時代でも問題視される事象だろう。まさに「不適切にもほどがある」問題だ。確かにフジテレビの対応は、常軌を逸している。一方、この問題はフジだけに関わらず、全てのテレビ局に共通する問題だ。このような深刻な性被害が起こる背景には、テレビ局がどうしても逃げることができない「視聴率」という問題がある。スポンサーとテレビ局の関係、この問題にも踏み込む必要があると思うのだが、今回の第三者委員会は踏み込んだのだろうか。

③新年度予算の成立
 3月31日、ギリギリの段階で新年度予算が成立した。石破首相は、「熟議の国会」というが、どちらかと言えば「右往左往の国会」「党利党略の国会」と言えるのではないか。石破首相の高額医療費を巡る対応は、あまりにもお粗末だろう。野党が言うように、「なぜ衆議院で・・・」というのも最もだ。官邸のチーム石破の脆弱性が露わになった事象だろう。新年度予算が成立し、今後は都議選、参院選、内閣不信任案など政局がらみの動きが大きくなる。
 野党も自党の公約の実現にだけ熱心になり、せっかくの少数与党の状況であるにも関わらず、得られた成果は高校無償化のみだ。(高額医療はたなぼたと言える。)外交、防衛、経済、政治改革、教育、物価高等、政治の大局に関わる論戦がどこまで深められたと言えるだろうか。このような議論を深めることで、野党も政権担当能力を高めることができる。にもかかわらず、今回の国会での野党の在り方は、一つの問題に固執するばかりで、大局の政策論争が行われなかったのは残念だ。内閣不信任案を提出するのなら、少なくとも立憲・国民・維新の中で、政策協議を進め、国民に政権選択の選択肢を示すべきだろう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP