岸田政権崩壊か!?

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 12月9日の読売新聞のトップは、大きく「松野氏更迭へ」だった。官房長官の辞任である。後任人事はどうなるのだろうか?岸田首相は政権を維持できるのだろうか?そんなことを考えさせられる政局である。このブログ、教育問題を取り扱っているが、この世界情勢、国内情勢の中で、日本の政権はどうなるのかということについて、コメントせざるを得ない状況だ。
 今後の展開を予想したい。
(1)まず裏金問題で、安倍派の幹部は松野氏だけではなく、大物がどんどん対象となってくるだろう。そうすると、内閣や自民党幹部を支える人材が枯渇するのではないかと思えてくる。ここまで裏金問題がクローズアップされてくると、後任人事を決めるしてもほんの少しでも裏金を作っていた政治家は、要職に就けないだろう。自民党幹部も然りである。そうなると、岸田首相は政権を維持できない。内閣総辞職が想定されてくる。
(2)岸田政権が倒れるとどうなるか。まずは自民党内での疑似政権交代が起こるのではないだろうか。この裏金問題に関わっていないとなると、無派閥の出身になる。その筆頭は、石破氏になるのではないだろうか。石破氏は、国民的人気も高く、この有事の情勢にも適した政治家ではないかと思う。麻生派だが河野氏あたりが官房長官になり、岸田政権の非主流派の政権ができるように思う。フィクサーとして菅氏が動くように思える。
(3)この疑似政権交代さえも自民党内でうまくいかない、すなわち石破政権も短命に終わるとなると、先が見えない状況で総選挙を迎えることになる。余程の事がない限り、自民党の議席を減らすし、与党である公明党も連立政権を解消し、自民党を見限らないとなると「同じ泥船に乗る」状態になるだろう。
(4)さりとて、国民は立憲民主党に政権を任すことはない。日本維新の会も政権を維持できる程政党として経験を積んでいない。そうなると、先行きが見えない。政界再編も予想される。というのは、菅氏が中心となって自民党を離党し、そこに小泉・石破・河野の「小石河連合」政党+日本維新の会+日本保守党に前原氏も合流するという連立政権ができるのではないかと想像するのだが、果たしてどうなるだろう。

令和5年も終わりに近づいて、永田町に激震が走っている!


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