久しぶりに大阪府教育庁の働き方改革はどうなっているのかと思っていたところ、前日のブログに関して知り合いの府立高校の校長から情報をいただいた。そこで、大阪府のwebpageを参照すると、以下のような内容が記されていた。
校務運営の効率化に向けて
○ より一層の働き方改革を推進するため、令和5年 4 月を目途に、府立学校でグループウェア等を活用し、校務運営の効率化に取組むこととしていま。(既に取組んでいる府立学校もあります。)
グループウェア等を活用した校務運営の効率化の取組み
№ 項目 概要
1 会議資料ペーパーレス化、事前提出ルール化
・配付・受取時間、用紙の削減
2 連絡、資料配付・説明の電子化
・連絡の徹底、意見交換が促進、会議時間の大幅な短縮
3 職員間共有事項の電子掲示板化(SharePoint 等)
・HR の連絡事項、職員会議の掲載により職員朝礼時間の大幅な短縮、印刷配付の削減
4 職員間の予定共有(GoogleClassroom 等)
・カレンダー機能等を用いたスケジュールの共有
5 ICT 機材の一括管理
・DVD、プロジェクターを定位置に管理→所在を探す時間の削減
6 時間外の外線電話の受付中止
・業務時間外を留守番電話(不在メッセージ)対応
7 欠席連絡の効率化(GoogleForm 等)
・朝の電話対応がほぼゼロに(50 件/日)
・連絡内容の一覧化で即時に正確に把握
8 生徒アンケートの電子化
・印刷~回収、集計データで簡単に処理
9 保護者への文書配付のデジタル化
・印刷、配付の削減
10 学校閉庁日の拡大
・夏季「5日以上」、冬季「6 日以上」
※ 児童・生徒、保護者の状況等を踏まえ、校長の判断により、別の手法による実施も可。
これをみて、皆さんどう思いますか?しょぼくないですか?もうすでにいろんな自治体で取り組まれていることの寄せ集めですよね。この施策も令和5年2月開催の定例議会の教育常任委員会で大阪維新の会の中川誠太議員からの質問によってスピードアップされて取り組まれているのですよ。参考に議事録をリンクしますので、見てください。
大阪府議会議事録検索システム
この中川誠太氏の質問も、給特法については触れていませんし、教員の働き方改革について本質的な問題について議論が及んでいません。明日のブログで、この問題の続きを書こうと思います。
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