千々岩記者の日米首脳会談でのトランプ大統領への質問が物議を醸している。彼は、このように質問したのだ。
“Why didn’t you tell your allies in Europe and Asia, including Japan, before the attack on Iran? We are very confused in Japan.”
この“Why didn’t you~”という言い方だが、日本人にとっては、「なぜ〇〇しなかったのですか?」という意味で解されるが、英語圏ではその字面以上に詰問しているように捉えられるのが通常だという。この質問は記者の思惑以上に、きつい口調でトランプ大統領に伝わったようだ。
千々岩記者は、この質問の意図を次のように話している。
「(日本に)知らせもしないで勝手にやって、それで今頃支援を要請するというのは何だという気持ちで質問をしました。(トランプ大統領は)私のことをひねくってやろうと思い、真珠湾攻撃のことを口にしたのだろうが、自ら墓穴を掘った感じだ。アメリカが戦後今まで非難してきたのが真珠湾攻撃です。はからずも自分がやっていることと似せて話したという意味で、いろんなことを思わせる」
千々岩記者は、日本人が聞きたいことだと考えて、この質問をしたようだ。しかし、私はこの質問は愚かな質問だと言いたい。左翼系のオールドメディアは絶賛しているが、私はそうは思わない。
第一に、この質問を私は欲していない。日米首脳会談でまたとない質問の機会である。私が聞いてほしいと思うのは、対中関係について、米中首脳会談にどのように望むのか、日本の立場をどこまで擁護してくれるのか、台湾有事にアメリカはどのように臨むのかといった質問だ。
第二に、もしこの質問に対してトランプ大統領が、「もし日本に知らせていたら、日本は何か支援してくれたのか?」と切り返されたら、この記者は何と答えたのか?答えられるはずはない。日本は戦闘行為に参加できないのだ。それにも関わらず、この質問をする意図がわからない。場合によっては、この会談をぶち壊してしまう可能性もあったのだから、テレビ朝日の責任は重い。国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏も3月23日のプライムニュースで「愚かな質問をした記者として記憶されるだろう」と一刀両断している。私もそのように思う。
さて、トランプ大統領の「真珠湾攻撃発言」だが、今でもアメリカ人は不意打ちに合う場面に出くわすとこのブラックジョークを使うようだ。アメリカ人にとっては、日常的に使われるという。ただ、日米首脳会談という公式な場面で、日本という当事国がいる中で、このブラックジョークを発するのは、如何にも失礼である。トランプ大統領ならではと言ってしまえばそれまでだが、彼の品の無さが露わになったという事だろう。
とにかく、せっかくの機会を棒に振った千々岩記者の愚かな質問は、後世に残るだろう。左翼オールドメディアの典型のような記者だ。

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