8月29日の読売新聞スポーツ面に上記のタイトルの記事が掲載されていた。要約すると、次の内容だ。中学生時代のバスケットボールで、民間クラブや部活動の地域展開に伴う団体など、単一の学校を超えて活動するチームが増えている。このようなチームの参加要件をバスケットボールでは、あくまでも学校と結びつく形で組成されたクラブに限定するのが目的である。
ところが、昨年度、一部の地域で混乱が起きた。広域から生徒を集めたクラブがブロック大会で躍進し、物議を醸したというのである。勝利至上主義のクラブチームが出現したのだ。
何が本質的な問題か?
第一に、中体連が全中(全国中学校体育大会)を組織し、№1を決めるという勝利至上主義を産み出す構造になっていること
第二に、バスケットボールで一流選手をめざそうというクラブチームに所属する生徒と単一の中学校のチームが、同じ土俵で地区大会、全国大会を戦うシステムになっていること
である。
どうすれば良いか?全中が組織されている限り、全国№1を決める勝利至上主義はなくならない。中体連は、バスケを通じて「人を育てる」ために、トーナメント方式の大会を廃し、地区でのリーグ戦を行うべきだ。そうすれば、負けても次への機会があるし、多くの生徒の出場機会を設けることができる。
第二に、中学校単一チームとクラブチームの大会を分けるべきである。生徒・保護者の中には、「バスケで飯を食う」という希望の人もいるだろう。そういう人たちは、中学生の時から一流選手の中で揉まれればよい。(注:私は、中学生段階からこのようなことを行う事には、全くもって反対であることを申し添えておく)
記事の最後の方には、JBA(日本バスケットボール協会)が、U15クラブが争う「地域ブロック大会」の新設をめざしていると書かれていた。それで良いのではないか。バスケで飯を食うと考えている生徒は、そういう世界で切磋琢磨すればよい。怪我をすればどうするのかということはあるが・・・。そして、バスケを楽しみたい生徒、バスケで人を育てたいと考えている教師は、リーグ戦中心の地区・地方大会で成長すればよい。
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