ゴジラとガメラ


 アメリカのアカデミー賞で「ゴジラー1.0」が視覚効果賞を受賞した。素晴らしいことだ。私たちの世代は、子どもの頃から映画館でゴジラを見てきた。私の小さい頃は、河内長野の田舎にも商店街に2軒の映画館があった。父親に連れられて映画館の中に入ったときのワクワク感は今でも覚えている。ものすごく大きな映画館だったように記憶しているが、今商店街を通るとそれほど大きくない。と言っても、映画館はとうの昔に無くなっている。今は、地域のコミュニティの催し会場になっている。その跡地をみると、大きくないのだ。もう一つの映画館は、だんだんポルノ映画の上映が中心になり、子どもの頃は近づいてはいけない場所というところになった。今は、セブンイレブンのコンビニに変わってしまった。ここも、こんな狭さなんだと思ってしまう。しかし、当時は子どもたちの一大娯楽が映画で、そしてヒーローはゴジラたちの怪獣だったのだ。
 
 さて、ゴジラである。残念ながらこの「ゴジラー1.0」は観ていない。チャンスがあれば見たいと考えている。ゴジラは今まで何作も映画化され、ハリウッドでも制作されている。海外でもゴジラは有名だ。ところがガメラはどうだろう。私の子どもの頃は、ガメラも英雄の一人?(一匹)だった。ガメラ対ギャオスの映画はよく覚えている。残念ながら、ガメラの映画はそれほど制作されていないと勝手に思ってしまっている。やはり、ハリウッド映画や「シン・ゴジラ」の印象が大きいのかと思う。できれば、ガメラを登場させてほしいと思う。「シン・ガメラ」があってもいいのではないか。60を超えたおっさんが言うのも変だが、昭和のノスタルジーなのだろう。


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