いよいよ、明日衆議院選挙の投票日だ。NHKのニュースでもアナウンサーが、「私は今日、期日前投票に行ってきました!」と自身の投票についてコメントし、投票を呼び掛けている。他の報道番組も「棄権や白票は、現状の是認に他ならない」と投票を呼び掛けている。現状を少しでも変えたいと思うなら、とにかく投票に行こうと呼び掛けたい。
ところで、野党がいろいろと公約を述べて、現政権を批判するのはわかるのだが、与党も、こうすべきだ、あーすべきだと述べている。ということは、前政権の岸田政権の取組は、不十分だと言っているようなものではないかと思うのだ。与党は、基本的には継続を訴えるように思うのだが、どうだろう。まあ、党内野党だった石破氏は、首相になったとたんに、「ブレブレ」になってしまった。国民人気とは何だったのかと思う。要は、政権運営能力が欠如している夢物語を語る人だったのではないだろうか。政局を読み取る力にも疑問符がつく。「2000万円問題」だ。いくら言い訳しても、これは自民非公認候補に対する支援であって、非公認と言いながら「ステルス公認」と言われても仕方がない。自民非公認の候補の誰かが言ったように、「ありがた迷惑」な話なのだ。非公認で必死に戦っている自民非公認にとっては、「本丸の城から鉄砲を撃たれる」ようなものだろう。これを支援と考えている自民党の幹部連中の政治的幼稚さが透けて見える。
選挙の趨勢が決まるのは、無党派層の人々が投票に行くかどうかである。小選挙区制になってから、投票率が60%を切っている。これではだめだ。やはり75%ぐらいでないと、国会議員も国民の代表とは言えない。今回の選挙、とても忙しい選挙だったが、投票日が近付いてくると、「与党過半数割れ」が焦点化してきた。与党が過半数割れしたからと言って、すぐさま野党政権が誕生するわけではない。政権はまさに流動化するだろう。その結果、少なくとも今よりもマシな政権が誕生する可能性が出てきたのだ。自民党は、国民民主党や日本維新の会と連立政権を組みたいのだろうが、負けた与党に近づけば、それこそ国民からの支持は一気に失う。ここは、是々非々が一番良い。過半数割れした政権与党を揺さぶるのは、これが一番だ。
さて、無党派の皆さんへ。どの政党に投票してよいかわからないときは、選挙マッチングサイトを活用しましょう。私は支持する政党は決まっていますが、このマッチングを複数やってみると、やはり支持する政党が一番マッチしていることが分かりました。割ときちんと自分の考えに近い政党が出てきます。是非、活用して投票に行ってほしいと思います。
最後にもう一度、とにかく投票に行こう!
=選挙マッチングサイト一覧=
衆議院選挙2024 ボートマッチ 候補者とのマッチング(NHK)
第50回衆議院議員総選挙 投票マッチング(選挙ドットコム)
衆院選2024 ボートマッチ(朝日新聞)
読売新聞ボートマッチ 衆院選2024
投票ナビ(JAPAN CHOICE)
毎日新聞ボートマッチ えらぼーと 2024衆院選
コメントを残す