いじめに関する事件が最多!

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 朝、NHKのニュースを見ていると、「警察が取り扱ったいじめに関する事件が、最多」という報告があった。

「去年、全国の警察が取り扱った学校などでのいじめが原因となった事件は、おととしよりも116件多い292件で、過去10年間で最も多くなりました。また、おととしよりも181人多い404人が検挙されたり、補導されたりしました。」
「内訳は、中学生が189人と最も多く、小学生が125人、高校生が90人となっています。」
「罪種別では『暴行』が最も多く102件、次いで、『傷害』が60件、わいせつな画像を撮ったり、送らせたりするなどのケースが46件、『不同意わいせつ』が11件でした。」


と報道されていた。びっくりである。学校で起こった事案であるために、「いじめ」という範疇で考えられているかもしれないが、もう立派な犯罪行為である。教師もこれらの事案の見方を変えた方が良いだろう。いじめと犯罪、その線引きをどこでするのかという微妙な問題もある。しかし、「暴行」「傷害」「わいせつ」という物理的な行為以外にも、「恐喝」もいじめ事案で十分に起こりえる。学校は、警察との連携をもっと積極的に進める時代に来たのではないか。

少し前に、「スクールポリス」を取り上げたドラマがあった。「スクールロイヤー」もあった。これらのシステムの導入を真剣に考えないといけないのではないだろうか。教師も「学校の中の事件は、学校で解決」と考えず、自分たちが万能ではないと自覚した方が良いだろう。


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