拡散希望です。10月5日「教師の日」(「世界教師デー」)に、全国で行動を起こしませんか?行動の目的は、教師の働き方改革の推進です。スローガンは、
★「給特法」廃止
★教育関連予算拡大
★学校関連人材の拡大
です。教員の働き方改革を巡っては、中教審答申がだされ、給特法の維持が示されました。多くの教師たち、そして識者たちも「これでは学校現場の働き方改革は進まない」と感じたはず。NHKなどのマスコミもこの中教審答申については、かなり切り込んだ報道をしてくれていましたが、逆に文科省が抗議文を報道機関に送るような事態になっています。そして、私が常に思うことは、「教師はおとなし過ぎる!」ということです。今、教師が声をあげないと、公立学校が崩壊に瀕する事態になっています。この事態は、児童・生徒・保護者は当然のことながら、国民にとっても大きな損失です。少なくない教師が精神を病み、教職を離れ、そして自らの命を絶ってしまうような労働環境は異常です。「給特法」が維持される限り、たとえ4%が10%になっても「定額働かせ放題」の制度は維持されます。給特法を廃止しなければ、教育行政ー管理職は時短へのインセンティブが働かないのです。また、OECD加盟国の中でも日本の教育予算は最低ランクに位置します。もっと教育予算を増やして、よりよい環境で児童・生徒の教育を行うべきでしょう。そして、いま求められているのは、学校に関わる人材を大幅に増やすことです。まずは、教員定数を大幅に増やすことが第一です。そして、文科省が仕分けしたように、「教員が行う仕事ではない」「教員が行わなくても良い仕事」を担う学校関連人材を増やすことです。その中には、スクールソーシャルワーカーもスクールカウンセラーもスクールロイヤーも含まれるでしょう。そして、部活動指導員も含まれます。このような学校人材を増やすことは、地域経済の活性化にもつながります。学校の統廃合が進んでいるとはいえ、公立学校は、全国津々浦々にあるのですから。
10月5日は、「教師の日」です。世界では、「世界教師デー」とされています。日本ではあまり知られていないと思います。しかし、この日が制定されたのは、1994年です。ユネスコが制定しました。1960年代、ILOが小学校や中学校教師の地位向上を目標とした活動に乗り出し、1966年10月5日には「教員の地位に関する勧告」がユネスコの特別政府間会議で採択されているのです。まさに、この日こそ、教員の働き方改革の行動を起こす最適の日と思いませんか?
今年の10月5日は土曜日です。行事も部活動も土曜出勤もやめて、各都道府県庁所在地に集まって、教員の働き方改革の声をあげませんか?まだまだ教員の働い方改革を求める声は、国民の声にはなっていません。教師はおとなしいのです。だから、行動しましょう。PTAの方々も行動に参加してほしいと思います。保護者は、働き方改革のステークホルダーなのですから。そして、教員の働き方改革に一家言をお持ちの識者の方々も行動に参加してほしいと思います。まずは、この呼びかけを拡散してほしい。
この呼びかけを見た人は、まずは教師の職員団体である日教組や全教に声を届けてほしいと思います。日教組や全教は組合色を出さずに、できる限り行動を統一し、「『10.5教師の日』行動実行委員会」を結成し、多くの方々が参加しやすい組織を作ってほしいと思います。
10.5教師の日に働き方改革推進に向け、行動しませんか!
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