「何年も彼が切り札なしに交渉するのを見てきた。うんざりだ」
トランプ(大統領とは呼ばない。それに値する資質も能力も無いからだ。そして敬意も無い)がゼレンスキー大統領に対して発言した言葉だ。これ以外にも、
「選挙なき独裁者」
「彼(ゼレンスキー大統領)が協議に参加するのはそれほど重要ではない」
「ロシアは(ウクライナ)を攻撃する理由はなかった。ロシアのせいではない」
「プーチン大統領は望めばウクライナ全土を手に入れるだろう」
とも発言している。「あのトランプが、またばかなことを言っている」では済まない発言だ。世界の超大国アメリカの大統領の発言なのだ。どこかの田舎の超右翼、超ロシア寄りの人間が発言しているわけではない。国際情勢に極めて重要な影響力を持つアメリカ大統領の発言なのだ。もし、日本の総理大臣、日本の大臣クラスの政治家がこのような発言をしたらどうなるか。こういうことだと考えてほしい。マスコミも含め、日本国民が袋たたきにするだろう。
うんざりしているのは、我々なのだ。
こんな奴を、アメリカの共和党支持者の90%以上が支持しているらしい。もう、アメリカを民主主義の盟主と呼ぶのはやめよう。習近平、プーチン、金正恩に並ぶ権威主義者であり、自分を独裁者にしたいのが、トランプなのだ。今必要なのは、全世界でウクライナを支持する声をあげることだ。日本もウクライナ支持を欧州と共に声をあげるべきだろう。いくらアメリカの同盟国だといっても、もう一線を越えている。アメリカがアメリカファーストで行くなら、日本も「ジャパンファースト」で行くべきだ。言うべきことはきちんと言わなければ、将来に禍根を残す。
多くの識者が指摘しているように、今回ウクライナ東部のロシア占領地がそのままロシア領になるような形で停戦をしてしまえば、第二次世界大戦前にナチスがオーストラリアに侵攻したことを英仏が許容し、それがナチスの台頭を許したことの二の舞になる。「力による現状変更」を許してしまえば、中国の台湾進攻にお墨付きを与えるようなものだ。たとえ中国が台湾進攻に踏み出さなくても、紛争を抱える地域や国境の武力衝突を促すことになってしまう。
そこで提案だ。節度ある日本ではあまり行われないが、「不買運動」とよく似たことを起こしてはどうか。「トランプ支持者お断り」の張り紙を店頭に出すのだ。そして、「トランプ支持者の宿泊お断り」をwebで掲載するのだ。観光地の神社仏閣も参加してほしい。神道や仏教の精神から考えて、今のトランプの発言は許せないだろう。そしてトランプ支持者にも、考えさせるきっかけを与えなければならない。日本にはアメリカからの旅行者がたくさんいる。彼らの中には、トランプ支持者もいるだろう。そんな彼らに、日本国民の意思を示すのだ。
「あなたはトランプ支持者か?ならば、入店(宿泊)はお断りだ」と、日本国民も声をあげよう。拡散お願いします。今が正念場だ!
「NO! Trump supporters」を貼りだそう!
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